動画配信サイト推定訪問者数は前年同期比115%
インターネット利用状況を調査している株式会社ビデオリサーチインタラクティブは10月17日、PCインターネットでの動画配信サイトのアクセス動向についての調査結果を発表した。
調査によると、集計対象とした動画配信サイト全体の月間推定訪問者数は、2011年8月度には3,000万人に到達。2011年9月度の推定訪問者数は2,922万人で、前年同期比115%と拡大した。
*画像はニュースリリースより
中学生・高校生・男性大学生で特に活発な傾向
今回の調査は、PCインターネットにおける動画市場のコンディションを把握する目的で、テレビ局などが展開する動画サイトや、ユーザー参加型の動画共有・投稿サイトなど、動画配信サイトへのアクセス動向をまとめたもの。
9月度の動画配信サイト訪問者一人当たりの月間平均滞在時間は、2時間4分(前年同期比113%)であり、ユーザー数と消費時間量がともに増加傾向にある。ちなみに、「Hulu」サービスイン初月(9月度)の推定訪問者数は、16万人、としている。
2011年9月度の属性別でのアクティブリーチと月間平均滞在時間は、男女とも13-19歳、職業別ではその年齢に合致する中学生・高校生で特に活発な傾向を示し、その他、男性20-34歳、大学生の平均滞在時間の長さもうかがえる結果となっている。月間平均滞在時間は、13-19歳ではそれほどの男女差はないが、20-34歳になると、女性は2:08と、男性の4:16の半分に後退するのが興味深い。
ビデオリサーチインタラクティブ ニュースリリース