企業や団体に…新サービスとしてリリース
Googleは8日(現地時間7日)、同社のソーシャルネットワークサービス「Google+」で、新サービス「Google+ページ」の提供を開始した。Facebookページ同様、企業や団体の情報発信が可能となる。
「Google+ページ」では、企業単位だけでなく、商品名やブランドごとに開設することもできる公式情報ページとなっており、顧客やファンにサークルに追加してもらうことで、つねに最新の情報を届けることが可能になる。
企業や団体など開設する側は、関心を持つユーザーの興味にあわせて発信することが可能になるなど、マーケティング面でのメリットは大きい。一般ユーザーも、欲しいお得な情報を最新の状態で効率よく得ることができ、便利だ。
(ex.集英社)
(ex.ユニクロ)
すでに日本の参加企業も!今後拡大か
さらに「Hangouts」機能(ビデオチャット機能)を利用すれば、一般ユーザーの顔を見て交流したり、意見を聞いたりすることもできる。また、各ページに設置された「+1」ボタンがクリックされると、その人とつながりのある友人がGoogleで検索を行った際、検索結果とともに、そのページが「+1」としてチェックされたことが表示されるようになっている。よって興味関心を同じくするユーザーの中で、情報が広がっていきやすい。
日本の企業でも、すでに集英社、ユニクロ、トヨタ自動車、楽天市場が、このGoogle+ページを開設しており、朝日新聞、avex、産経デジタルも近く参加することを表明している。国外に目を向ければ、スポーツチームやテレビ番組、人気ゲームなどの参加も見られる。
あわせて「ダイレクトコネクト」という新しい機能も導入された。これにより、Googleで検索する際、入力するキーワードの先頭に「+」をつけると、関連する「Google+ページ」が表示されるそうだ。これで、気になるGoogle+ページに簡単にアクセスできる。この機能は現在google.comのみ対応で、日本のgoogle.co.jpは近日中に対応となるそうだ。
Facebookページのように、今後利用が拡大していくか、その動向が注目される。
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