今後正式機能として登場か?
Googleがその開始時期は不明だが、最近Google+に「Trends(トレンド)」欄を追加したようだ。現在、Google+をただ開くだけでは表示されないが、検索を行うと、ページ右側に表示される。さまざまなユーザーのリアルタイム投稿に、数多く登場しているトピックスを10個表示する形式で、Twitter風にもみえる。
ここでは試しにGoogle+ページから“google”と検索してみた。すると、Breaking Dawn、Demi Moore、Syriaなどのワードが掲載された。(下図参照)
この機能を最初に指摘したとみられるのは、Richard Lusk氏で、スクリーンショットを投稿し、新機能について述べている。
検索時以外にも表示されたほうが良い?
Lusk氏も含め、この機能に気付いて論じ始めたユーザーらからは、検索した際だけでなく、トップページに表示されるほうが良いのではないかという声があがっている。たしかに、そのほうが機能も目立ち、多くの人からのフィードバックもあるだろう。
ただこれに対し、TechCrunchは、このTrendsのエリアは、トップページでは「友だち候補」や「招待状を送信」といった利用者拡大のための機能を置く位置として使われているため、しばらくはトレンドの機能にここを譲り渡すことはないだろうとみている。この指摘にも一理ある。
今月はじめにはGoogleは検索アルゴリズムの大幅アップデートを行い、リアルタイム情報が積極的に反映されるようにしたことを発表した。この方向性は今回Google+にあらわれたTrendsとも一致するものだろう。リアルタイム検索分野における将来の方向性について、現在のところGoogleから新たに発表されるものはないようだが、今後の動向が注目される。
TechCrunchRichard Lusk : Google+Google+Google