料金請求一本化で利便性アップ
NTTグループが2日、NTTドコモやNTT東日本、西日本、NTTコミュニケーションズというグループ企業4社の通信サービスにおける料金請求を一本化し、NTTファイナンスが手がけていく方針を明らかにした。サービスの開始は今年の7月請求分からとなる。
これまでNTTグループでは、固定電話、携帯電話、ブロードバンド、ISPなど、同グループの複数の通信サービスを一人もしくは一世帯で利用していても、まとめて支払うことはできず、バラバラに請求されていたため、効率の悪さが指摘されていた。
KDDIやソフトバンクなどでは、すでに携帯や固定電話の利用料金をまとめて支払うことができるため、NTTユーザも同様の利便性を得られるようになる。
そのほかのサービスの料金も一括で
NTTグループの発表によれば、今回の4社の料金回収一本化は、ユーザの利便性向上と業務の効率化を目指すスタートで、今後さらに他のサービス料金支払いやオンライン上のコンテンツの支払いを一括して行えるような、安心で便利な支払いサービスへ拡充していく考えだという。
今回の一本化で、料金の請求、回収はすべてNTTファイナンスに集約される。まとめての請求、支払いを希望しない場合は、これまで通り複数の請求書を受け取ることも可能だ。口座振替やクレジットカード払いを利用している場合は、ユーザ側で新たな手続きは必要なく、請求元が自動的にNTTファイナンスに切り替わる。

NTTファイナンス ニュースリリース
http://www.ntt-finance.co.jp/news/120202.htmlNTTグループ公式ホームページ
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