プラットフォームをオープン化し、サービスやアプリとの連携強化へ
NTTレゾナント株式会社は8日、同社がユーザー同士のQ&Aサービスとして提供する「教えて!goo」について、そのプラットフォームである「QAコネクト」を、多様なWebサービスおよびアプリの提供事業者・開発者向けに、無償提供していくと発表した。
「教えて!goo」は、約100万人の会員が利用する検索ではわからなかった疑問・質問を、みなで解決しようと試みていくQ&Aコミュニティサービス。生活一般や恋愛相談、美容・健康に関すること、デジタル関連分野、趣味領域など、さまざまなカテゴリが設けられている。
「QAコネクト」は、この「教えて!goo」のQ&A投稿機能や、そこに含まれる3,000万件以上のQ&Aデータコンテンツを、APIによって、その他のWebサービスやアプリに導入できるようにしたプラットフォーム。これを用いることで、「教えて!goo」の会員らと相互に質問・回答が行え、導入時点からアクティブなコミュニティとして運用できること、ユーザーのリピート率を高く維持できることなどのメリットがある。
第1弾として11社13サービスとの連携を開始
今回、無償提供が開始されたことから、サービス提供事業者や開発者にとっては、無駄なコストをかけることなく、自社サービスを活性化させたり、コンテンツを連動によって充実させたりすることが可能となり、手軽にユーザーの回遊率や滞在時間の増加を図ることもできるようになった。
APIによる提供であるため、導入を行っても、サービスやアプリは自由な発想での展開、設計が可能だ。一方で投稿内容は「教えて!goo」で一元的に監視するため、安心・安全なコミュニティを形成・提供しやすくなるという利点もある。
ユーザーにとっては、Q&Aサービスだけでなく、普段利用するさまざまなサービス・アプリ上で、素朴な疑問や抱えている悩みを解消しやすくなり、より質の高い体験を得られるようになる。
パートナーとして導入を希望する事業者ら向けに、専用の応募サイトがオープンしており、ここから申請することで、「QAコネクト」の連携パートナーとなることを目指せる。
NTTレゾナントでは第1弾として、11社13サービスとの連携開始を発表。語学・学習やレジャー、福祉、エンタメ、マネーなど多様なジャンルのサービスが含まれている。
(画像はプレスリリースより)

NTTレゾナント株式会社 プレスリリース
http://pr.goo.ne.jp/goo/2015/12918/「QAコネクト」 応募専用サイト
http://oshiete.goo.ne.jp/qaconnect