特定アカウントをミュートで非表示に
米Twitterは現地時間の12日、特定アカウントを選択すれば、そのユーザーのツイートをメインのタイムラインで非表示にしたり、プッシュ通知も届かないようにしたりすることができる新機能「ミュート」を発表した。iOSアプリ、Androidアプリ、Web上のいずれでも利用でき、今後数週間の内に全ユーザーに導入されるという。
この機能についてTwitterでは、Twitterにおいて目にするコンテンツをさらに細かくコントロール可能にするものであり、お気に入りユーザーのツイートを見逃さないようにするのと同様、あまり聞きたくないと思うユーザーのツイートは自由にミュートできるようになると説明している。
相手には気づかれることなく行うことが可能
「ミュート」機能が、フォローの解除やブロック機能と異なるのは、それを実行したことが相手に気づかれないという点だ。あくまで選択した側のタイムラインに非表示となるだけで、ミュートされた側はそれまでと同様に、自分をミュートしている相手に対してもフォローやリツイートのアクションを行うことができる。
ミュートを利用する側も、フォローを維持でき、新たにフォローすることも可能だ。ただし、フォロー解除はせずにミュートとした場合、相手からの@返信や@ツイートは通知タブにおいては表示されるものとなる。またその相手からのダイレクトメッセージも、従来通り届く。
なお非表示になるのは、ミュート設定の操作を行ったのちの、対象アカウントのツイートのみで、過去にさかのぼって非表示となるわけではない。
設定は、ツイートの「その他」ボタンから「@ユーザー名をミュート」を選択するか、該当のユーザーアカウントのプロファイルページから、表示されている拡声器アイコンをクリックして行う。ミュートにすると、拡声器アイコンがスラッシュ付きの赤になる。いったんミュートにしても、解除したい場合にはいつでも設定を変更し、外すことができる。

Twitter 公式ブログ 発表記事
https://blog.twitter.com/2014/ヘルプページ ミュート機能について
https://support.twitter.com/articles/20171399#