実名使用ポリシーを変更すると発表
Googleは15日、同社の提供するSNSサービス「Google+」において、これまでの実名使用を求めてきたポリシーを変更することを発表。今後は任意の自由な名前が使えるようになるとした。
この発表は「Google+」への投稿を通じてなされたもの。ローンチから3年が過ぎ、このSNSにおける実名使用ポリシーは、現実に存在する実際の人物によるコミュニティの作成を助けることに役立ったものの、一方で実名の使用を望まないユーザーを締め出すことになってしまったと振り返り、この制約をなくすことを決めたとしている。
長きにわたるユーザーからの要望を認め、謝罪と感謝を表明
これまでGoogleでは、「Google+」の成長とともに、Google+ページのオーナーが任意の名前を使用できるようにしたり、YouTubeのユーザー名をGoogle+でも使用可能としたりするなど、実名以外の使用に関するポリシーの拡大を順次進めてきたが、これで完全に自由な名前を用いることが可能となる。
Googleは発表を行った投稿で、この名前の制約をなくす変更に関し、ユーザーから長きにわたり要望として寄せられていたことを認識していたとし、ポリシーの不透明さがあったこと、利用において不必要な困難さを感じさせてしまったことを謝罪。熱心に意見してくれ、「Google+」で思いやりのあるコミュニティ構築を作り続けてきてくれたユーザーらに感謝すると表明した。
そして、今回の変更が「Google+」をより包括的で友好的な場所にする一歩となることを期待しているとも述べている。

Google+ 公式該当投稿
https://plus.google.com/+googleplus/posts/V5XkYQYYJqy