日本ユニセフ協会、「TAP WATER RELAY」をスタート
公益財団法人 日本ユニセフ協会は14日、インターネット上に設けられた特設サイトにおいて、オリジナルイラストを投稿すると、1点につき100円が募金され、アフリカにおける安全な水の給水事業へ活かされるという特別企画「TAP WATER RELAY」(タップ・ウォーター・リレー)を開始した。1万件以上の投稿協力を呼びかけていく方針という。
この「TAP WATER RELAY」は、8月1日から同協会が飲食店などで出される無料の水を通して実施し、開発途上国の子どもたちへ安全な水を届けることを目的としている募金活動「TAP PROJECT」(タップ・プロジェクト)の一環。
参加者には、特設サイトに用意されたフォーマットを用い、PCやスマートフォン、タブレットなど各種端末で、思い思いの人や動物などのキャラクターをイラストとして描いてもらう。この描かれたキャラクターで「安全な水が入ったバケツ」を日本からマダガスカルまでバケツリレーする、という内容のデジタル企画になっている。
自分たちのキャラクターの手で、バケツリレーを!
投稿されたイラストの1作品につき100円が、プロジェクトに賛同した日本製粉株式会社から日本ユニセフ協会に寄付され、この「TAP PROJECT JAPAN」支援先である、アフリカ・マダガスカルで、ユニセフ(国連児童基金)が実施する給水事業に役立てられるという。
寄付金額は150万円を上限としている。作成したキャラクターイラスト(投稿作品)には、オリジナルのタイトル(名前)をつけることが可能だ。また投稿回数に制限はなく、何回でも参加できる。
自分の生み出したキャラクターの手で、マダガスカルまでの“バケツリレー”を行い、世界の水問題を考えるとともに、清潔で安全な、命を守る水を届けよう。

公益財団法人 日本ユニセフ協会 プレスリリース
http://www.unicef.or.jp/news/2014/0024.htmlTAP WATER RELAY 特設サイト
http://www.tapproject.jp/water_relay/