家族利用にぴったりな機能をぎゅっと凝縮した11ac対応モデル
日本電機株式会社(NEC)およびNECプラットフォームズ株式会社は30日、高速Wi-Fi通信が利用できる最新規格のIEEE802.11ac(以下、11ac)に対応したWi-Fiホームルータの最上位モデル新商品として「AtermWG1800HP2」を発表した。「Wi-Fi TVモード中継機能」や「こども安心ネットタイマー」機能などを搭載し、家族での利用に最適な仕様となっている。発売は10月9日より開始するという。
「AtermWG1800HP2」は、昨年3月に発表されたフラグシップモデルの「AtermWG1800HP」の後継機となるもの。5GHz帯で最大1300Mbps、2.4GHz帯で最大450Mbpsの高速Wi-Fi通信を可能とする。世界最小クラスの「μSRアンテナ」をプリント基板に用いているといい、省スペースで設置できるコンパクトな本体となっている。
これまで電波が届きにくかった家庭内の離れた場所でも、快適な動画視聴を可能にする「Wi-Fi TVモード中継機能」を有し、安定したストリーミング視聴環境を実現するなど、家族で快適に利用できるよう中継機能を強化している。
(画像はプレスリリースより)
「こども安心ネットタイマー」で接続時間をコントロール
また家族向けモデルとして、専用の無償アプリを利用することで、スマートフォン端末などから、保護者が簡単にWi-Fi接続するスマートフォンやタブレット端末、ゲーム機などさまざまな端末ごとに接続スケジュールを設定することができる「こども安心ネットタイマー」を搭載した。
ルータに接続する端末ごとに細かな設定が可能で、本来は接続させない時間帯の一時利用を許可する設定や、接続許可時間帯に一時接続制限をかけるといったこともできるという。この機能は、ルータモードでもブリッジモードでも使用可能で、家族でルールを決めながら、最適なネット利用を行える仕組みとなっている。
接続に関しては、初心者でも安心のかんたん設定を複数用意しており、「Wi-Fi接続シート」のNFCタグに対応スマートフォンやタブレットをかざして行う「らくらくかざしてスタート」、「Wi-Fi設定シート」のQRコードを端末のカメラで読み取らせて行う「らくらくQRスタート2」、プリンタやゲーム機などでボタン操作だけで設定が完了する「らくらく無線スタート」などをサポートしている。

日本電気株式会社/NECプラットフォームズ株式会社 プレスリリース
http://jpn.nec.com/press/201409/20140930_01.html