LINEが資産を譲渡、ドワンゴによる継続運用が決定
株式会社KADOKAWA・DWANGOは24日、子会社である株式会社ドワンゴが、LINE株式会社の保有する「livedoor Reader」にかかる資産を譲受することが決定したと発表した。「livedoor Reader」の公式ブログ「livedoor Reader 開発日誌」においても、その旨告知されている。
「livedoor Reader」はRSSリーダーサービスで、ブログやニュースサイトのコンテンツを効率良くまとめ読みすることができるもの。RSS対応サイトにおいて登録を行っておけば、内容が更新されたときにのみ新着情報として知らせてくれるなど、シンプルながら使い勝手の良い情報収集ツールとして、多くのユーザに利用されてきた。
しかしLINEは同サービスについて、今年12月25日をもってサービスを終了すると発表、愛用するユーザらからは継続を望む声が多数上がっていた。すると、こうした多くの要望を受けて、先に行ったサービス終了の宣言を撤回するとの発表がなされ、継続の道を検討中であるとアナウンスされていた。
niconicoへの送客効果アップも期待
今回の資産・運営譲渡により、今後はドワンゴによって運用されるかたちで「livedoor Reader」はサービスとして継続提供されることが決定した。譲渡に伴う詳細は決定次第あらためて発表される予定となっているが、ユーザは引き続き同サービスを利用することができる。
ドワンゴでは、自社の手がける「niconico」において、ブロマガやニコニコニュースなど、多数の記事コンテンツを取り扱っており、「livedoor Reader」サービスとの親和性も高いことから、niconicoへの送客効果アップも期待されるとしている。

株式会社KADOKAWA・DWANGO プレスリリース
http://pdf.irpocket.com/C9468/XN1V/cpre/lR8H.pdflivedoor Reader 開発日誌 該当発表記事
http://blog.livedoor.jp/staff_reader/archives/52174359.html