両社の業務提携でサービスが実現!
米Dropboxは現地時間の9日、Microsoftとその提供サービスにおいて、より緊密な関係性を結ぶ業務提携を発表した。今回の連携に伴うアップグレードにより、ユーザーはオンラインストレージの「Dropbox」上で、直接MicrosoftのOfficeファイルを編集することが可能となっている。
Webブラウザから利用できるMicrosoftの「Office Online」を活用したサービスで、Dropbox内に保存したWord、Excel、PowerPointのファイルを、どのような環境下でも自由に編集できる仕組みとなっている。デスクトップ版のOfficeがインストールされていないネットカフェのPCなどからでも、該当ファイルを取り扱うことが可能だ。
アカウントを作成しておけば自由自在!
ユーザーはDropbox上で、ファイルをプレビューしたときに表示される「Open」ボタンをクリックしさえすれば、「Office Onlineを利用してブラウザから編集する」というオプションが現れるので、これを選択して直接編集操作を行うことができる。変更は自動的に保存され、Dropbox内ファイルに反映される。
またOffice Onlineから直接Dropboxにアクセスすることもでき、新しいファイルを保存したり、Office Onlineから出ることなく、Dropbox内にある他のファイルを開いたりすることも可能となっている。
機能は、Office 365のライセンスをもつDropbox for Businessのユーザー、Dropbox Basic、Dropbox Proのユーザーと、プランを問わず利用できる。ただし、BasicまたはProのユーザーは、あらかじめOffice Onlineのアカウントを作成しておくことが必要となる。Office Onlineは無料版でよく、Microsoftにアカウント登録を行えば、無料版アカウントを得ることができる。
(画像はDropbox公式ブログ発表記事より)

Dropbox Blog 発表記事
https://blogs.dropbox.com/dropbox/2015/04/Microsoft Office Blogs 発表記事
http://blogs.office.com/2015/04/09/