テラモーターズから「A4000i」デビュー
テラモーターズ株式会社が、世界で初めてスマートフォンとつながる機能を搭載したという電動スクーター「A4000i」を発表した。日本およびアジアで同時期に発売される見込みで、12月にも販売が開始されるという。
「A4000i」は、スクーター型の電動バイク。最高速度65km/hでの走行が可能で、急な坂道などでもパワフルな走りをみせるという。電動で環境にやさしい作りであることはもちろん、燃費が良く、従来のガソリンバイクに比べて、圧倒的にトータルコストをおさえられるので、経済的な乗り物となっているそうだ。
クラウド上に走行データをアップロード
シート下にあるバッテリーは、取り外して持ち運びが可能で、どこでも充電できるほか、オリジナル開発の長寿命タイプとなっており、従来のバッテリーの約5倍もの寿命をもつという。
メーターパネル部分にスマートフォンを設置する場所が設けられており、専用アプリで走行中の電力消費やバッテリー残量などをチェックできる。なお、スマートフォン未装着時も、走行に必要な基本情報を表示するメーターパネルは別に装備されている。
つないだスマートフォン端末からは、クラウド上に各種走行データをアップロードすることができ、業務用途でのデータ活用・管理も可能という。また、アプリは随時アップロードされ、新しいサービスの提供が行われるそうだ。「A4000i」では、対応がiPhoneシリーズのみだが、今後開発されるモデルでは、Android端末など、他のスマートフォンにも対応を拡大していく予定となっている。

テラモーターズ A4000i
http://www.terra-motors.com/jp/a4000i/