知る人ぞ知る名作を投票でDVDにしよう!
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)エンタテインメント事業本部が5日、あまり知られていないけれど次世代に残したい名作映画、手元に置いておきたい名作映画などを、一般投票によってDVD化するというサービス「TSUTAYA名作レスキュー隊」を開始した。7月31日までの期間、TSUTAYA onlineの特設サイトにて、オンライン投票を受け付けている。
このサービスでは、ユーザーの思い入れの深い作品を、投票結果によってDVDで復刻する。ページに用意されたタイトルリストの中から、リクエスト投票し、一定の投票数が集まったら、DVD化が決定。字幕やジャケット制作などを経て、DVDとして実際に発売されるものとなるそうだ。投票はひとつの作品に対し、1人1回限りだが、一定の数が集まれば、必ずDVDで発売するという。
(特設サイトトップより参考画像)
未DVD化、VHSで消えそうな名作を掘り起こそう!
第1弾となる投票対象として、作品リストに挙がっているのは、『5月の7日間』や『ブラス・ターゲット』『カンサスシティの爆弾娘』『宇宙の七人』『荒野の女たち』『レーチェル レーチェル』など、西部劇からアクション、SF、サスペンス、ドラマ、コメディ、ミュージカルまで幅広いジャンルにわたる42タイトル。
これ以外の作品を候補に挙げたい場合には、新規リクエストを行うこともできるという。そうした新規リクエスト作品も含め、投票可能なタイトルは、第2弾以降でさらに拡大させていく予定という。
特設サイトでは、現在の投票ランキングもチェックできる。CCCでは、VHSのまま廃盤となってしまったり、名作であるにもかかわらず埋もれてDVD化されていなかったりする作品を、復刻し再発売する「TSUTAYA発掘良品」や、オンデマンド受注生産により、思い出の作品等を店頭やインターネット通販で販売する「TSUTAYA復刻シネマライブラリー」として、復刻する取り組みを実施している。
今回のTSUTAYA名作レスキュー隊も、そうした名作の掘り起こしプロジェクトの一環で、顧客の要望を受けた復刻を実現させる目的のものと説明している。

TSUTAYA名作レスキュー隊 特設サイト
http://shop.tsutaya.co.jp/dvd/tokusyu/CCC ニュースリリース
http://www.ccc.co.jp/company/news/2013/