「Pinterest」に情報表示の新機能
米Pinterestは現地時間25日、ストックフォトサービスのGetty Imagesとの提携を発表、画像に関するメタデータをGetty Imagesから入手し、ピンされた該当画像でその情報を表示する機能を新たに追加することを発表した。
これにより、Pinterestでユーザーがオリジナルを明示せずにピン下場合でも、Getty Imagesが著作権を管理している画像の場合、その画像に関するタイトルやキャプション、登録年月日、作者名、著作権保有者名などの情報が表示されるようになる。
(画像はPinterest公式ブログ発表より)
適切な情報提供と著作権対策
Getty Imagesは同社傘下の著作権管理システム「PinScout」で、Pinterest上におけるユーザーにピンで共有されたGetty Imagesの画像を検出、Connect API経由でメタデータを表示させるという。作者名はリンクになっており、同じ作者の他の作品を、そのリンクからGetty Imagesで閲覧することが可能だ。
発表によると、この機能追加で、PinterestはGetty Imagesにその対価を支払うという。具体的な金額は明らかにされていない。
追加されたこの機能により、ユーザーはピンの分類や説明の追加が容易になるほか、検索機能の向上が期待できる。また、帰属不明な画像や著作権付きの画像が許可なくピンで共有されることを防ぐものとなることが見込まれ、Pinterestにおける著作権対策ともなっている。
なお、Pinterestでは、Getty Imagesとの提携をもとにしたさらなる機能追加も計画中としており、今後の動向が注目されている。

Pinterest 公式ブログ発表
http://blog.pinterest.com/post/65075835161/Getty Images 公式ブログ発表
http://blog.gettyimages.com/2013/10/25/