官民ファンドから約8億円調達
スマートフォン決済サービス「Coiney」を展開するコイニー株式会社は28日、官民ファンドの株式会社産業革新機構(INCJ)を引受先とする約8億円の第3者割当増資を実施したと発表した。すでに8月に発表している株式会社クレディセゾンを引受先とする第3者割当増資と合わせ、総額約13億円の資金を調達したことになる。
「Coiney」は、スマートフォン端末のイヤホンジャックにCoiney専用リーダーを装着するだけで、どこでも簡単にクレジットカード決済に対応できるもの。国産モバイル決済のひとつとして注目を集めている。
11月11日よりサインレス決済も可能に
コイニーでは、今回の資金調達に加え、INCJおよびクレディセゾンの支援のもと、両社が有するリソースを活用し、さらなる事業開発体制の強化、戦略的提携先の開拓を進めて、顧客ニーズに応えるサービスを提供していくとしている。
また、11月11日からCoiney加盟店での取引について、カード利用者のサインが不要になる「サインレス機能」の提供も開始するという。サインレス決済を設定した加盟店では、10,000円以下の取引の場合、サインなしのスピーディなクレジットカード決済が可能となる。

コイニー株式会社 プレスリリース
http://coiney.com/news_release/2013/1028Coiney
http://coiney.com/