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2025年05月17日(土)
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「Googleトレンド」、検索機能改善のベータ版を公開

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「Googleトレンド」、検索機能改善のベータ版を公開

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人名や同音異義語を意味で区別、より簡単・正確に
米Googleは現地時間の12月3日、同社の提供する検索ワードのトレンド傾向をチェックすることのできるサービス「Googleトレンド」において、検索機能を改善・強化したベータ版を公開したと発表した。

有名人の人名や同音異義語など、混同して認識されやすく、トレンド検索する際には、ユーザー側で工夫を施さなければならなかったものについて、改良版では自動的に意味区別され、より簡単に、正確な検索傾向結果を得ることができるようになったという。

Googleトレンド
Googleトレンド
(画像は公式ブログより 上:改善前例 下:ベータ版での改善例)

約70万トピックの検索が可能
発表したGoogle Inside Search公式ブログの記事では、米有名大学の「Rice University」の例が挙げられている。大学の検索傾向で、この「Rice University」と「Harvard University」を比較する際、「Rice」と「Harvard」とすると、「Rice」には、食べる“米”の意味もあるため、正確な結果が表示できない。

そこで、ベータ版の新機能では、「Rice」で「Rice(University)」と「Rice(Cereal)」を区別し、候補として表示、ユーザーが選択できるようにしたという。これならば、正しい分析結果が得やすくなるというわけだ。

また、同じものを意味する別表現の言葉の場合も、自動的に同じと識別し、結果に反映できるよう改善したそうだ。例として、女優の「Gwyneth Paltrow」が紹介されているが、スペルミスなどで「Gweneth Paltrow」や「Gwen Paltro」となっている場合も同人物として認識、結果に組み込めるようになっている。

将来的には、その人物に関連する情報での検索、「Lead actress in Iron Man」(映画「Iron Man」の主演女優)といったものも、同じ人物を指しているものであるため、“同じ”と認識し、データ収集できるようにしたい考えであるという。

現在のベータ版では、約70万以上のトピック検索が可能となっている。対象地域は、まずブラジル、フランス、インド、イタリア、UK、米国の7カ国となっているが、今後順次拡大していく予定といい、さらなる質の改善のため、ユーザーからのフィードバックも求めている。


外部リンク

Google Inside Search 公式ブログ 発表記事
http://insidesearch.blogspot.jp/2013/12/

Googleトレンド
http://www.google.com/trends/

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