問題点をピックアップし、改善案をワンストップで提示
ウェブブラウザ「Sleipnir」や各種スマートフォンアプリの開発で知られるソフトウェア開発企業、フェンリル株式会社が11月29日、新たにスマートフォンアプリのUI改善サービス「FenrirUT」の提供を開始した。
この「FenrirUT」では、アプリのユーザビリティテストから、問題点の抽出、改善提案までをワンストップで行うという。一度アプリをリリースしたものの、どう改善すればよいかわからない、またコスト面の問題から開発には慎重にならざるを得ず、改善を望んでいるものの、その策をなかなか講じられないといった悩みをもつ企業におすすめのサービスとなっている。
(画像はプレスリリースより)
コストをおさえてスピーディに!客観的評価と優れたノウハウでUI改善
「FenrirUT」では、多くの労力が必要となるユーザービリティテストを、全国にいる事前に登録済みのモニターに依頼をかけ、テスト内容を動画で提出してもらうタイプのオンラインリモートテストとして実施。コストをおさえつつ、スピーディにUI上の問題点を発見できるようにしたという。
発見された問題点は、「FenrirUT」利用者(利用企業)に対し、報告書のかたちでまとめて伝えられるだけでなく、それに対するアプリのUI改善案も同時に提示される。改善案は、フェンリルがこれまでにスマートフォンアプリの共同開発等で培ってきたUI設計に関するノウハウをもとに、専門のコンサルタントが作成するそうだ。
フェンリルでは、ユーザビリティテストの結果という客観的評価をベースにしているため、UI改善案の説得力は高く、効果的な改善策を講じやすくなるとしている。
提供価格は70万円(税別)で、5名のリモートユーザビリティテストの実施、その利用状況を収めた動画とテスト報告書、指定された主要3画面の改善提案書がその内容。3週間程度で納品される。

フェンリル株式会社 プレスリリース
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