Webサービスの利用可視化やウイルス検知のリアルタイムレポートを可能に
アルプス システム インテグレーション株式会社(「ALSI」(アルシー))は、同社のWebフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」(インターセーフ ウェブフィルター)のアクセスログ分析ソフトである「InterSafe LogDirector」(インターセーフ ログディレクター)をバージョンアップさせた。「Ver. 4.0」として、15日より発売を開始している。
「InterSafe LogDirector」は、InterSafe WebFilterから取り込んだアクセスログを閲覧・分析することで、組織内におけるアクセスマネージメントの改善や問題行動の調査に役立てることができるもの。企業や自治体、官公庁、学校など向けに提供されており、InterSafe WebFilterにバンドルする無償の「Basic」タイプと、ユーザレンジに応じた料金が発生する有償の「Professional」タイプがある。
今回のバージョンアップでは、ストレージサービスやSNSなど、クラウド上での情報共有やファイル保存サービスが拡大したことに伴い、新たな情報漏洩経路が増えている現状を踏まえ、レポート・分析機能を強化した。
(画像はプレスリリースより)
スピーディで分かりやすい分析!UIもリニューアル
具体的には、SNSやWebメール、ストレージサービスの利用状況をサービスごとに可視化し、分析レポートを表示できるようにした。送信したメールやSNSにアップロードしたファイルを復元することもできるという。
また、アクセスしたサイトのカテゴリや利用ブラウザ、OS、時間帯など、だれがいつどのような行動をとったか、多彩な切り口での利用状況可視化をワンクリックでかなえるものとなっている。
さらにInterSafe WebFilterのウイルススキャン連携機能により、ウイルス検知ログのアラートメールをリアルタイムで出し、検知件数を従業員別や部門別などでランキング表示することにも対応した。
こうした機能強化で情報漏洩の未然防止に役立てることができるよう工夫したほか、画面インターフェースもリニューアル。操作性を向上させ、より使いやすい製品となっている。

アルプス システム インテグレーション株式会社 プレスリリース
http://www.alsi.co.jp/news/2014/01/001259.htmlInterSafe LogDirector
http://www.alsi.co.jp/security/isld/