アップデートでナビモードに新機能が登場
Googleは現地時間の3日、同社が提供する地図アプリ「Google Maps」iOS版において、バージョン2.6.0となるアップデートを行ったと発表した。この最新版ではナビゲーションモードにおいて、移動途中、より所要時間を短くすることができるルートが見つかったら、それを表示し、通知してくれるという新機能が搭載されている。
(画像はGoogle MapsのGoogle+における発表文より)
この新機能により、あらかじめ出発地点などで検索したルートを見ながら、ナビゲーションモードで実際に移動を行っている途中、渋滞の発生などその時々の交通状況の変化によって、別ルートの方がより早く目的地に到達できることが分かった場合、そのルートが自動的に検索され、ユーザに地図上で示されるようになった。
初めて訪れる場所でも、状況に応じて最短となる裏道を熟知しているような、より快適で効率の良い移動が可能になるというわけだ。
提示された新ルートと元のルートを自由に選択可能
より早く移動できると判断された新ルートが表示されたときには、そちらのルートを選んだ場合にどれだけ所要時間を短縮できるか、その推定時間もあわせて表示される仕組みとなっているという。
ユーザはこうしたデータとルートを見ながら、新しいルートに変更してナビゲーションをしてもらうか、元のルートのままで移動するか、画面をタップして自由に選択できる。
なおこのほか今回のアップデートにより、いくつかのバグの修正も行われている。

Google+ : Google Maps 該当発表文
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