見た後は消えるから気軽に共有可能
ヤフー株式会社は2月28日、写真や動画を使って気軽に友だちとコミュニケーションをとることができる新感覚アプリ「コミュカメラ」をリリースした。iPhone版アプリ、Android版アプリのそれぞれが公開されている。
この「コミュカメラ」の最大の特徴は“すぐに消える”ことを前提にしている点だ。受け取った写真や動画は、一度閲覧するとすぐに消去される。あえてデータを残さないため、その場の雰囲気を気楽にシェアしたり、伝えたい・見せたいと感じた写真や動画をこれまで以上に気軽に送ったりして、自由に楽しむことができるという。
(画像はプレスリリースより)
会話のように画像や動画でコミュニケーション
アプリを起動すると、すぐにカメラが起動するため、今の気持ちや目の前の出来事を、誰かに伝えたいと思ったその瞬間に撮影し、送信することができる。ユーザーインターフェースも写真や動画を送ることに特化したスタイルで、より簡単に、直感的に利用することが可能だ。
撮影した画像にペンで落書きをプラスするなど、簡単な加工を行うこともできる。送付する友だちを探すのも容易で、ID検索に加え、Facebookでコミュカメラを利用している友だちを見つけたり、LINEでまだコミュカメラを利用していない友だちを招待したりすることができる仕組みとなっている。
一度見れば消えるという特徴と簡単な共有機能で、日常の会話のようなコミュニケーションが画像や動画を用いて行える「コミュカメラ」。“残さない”という逆転的な発想から生まれた新感覚アプリとして楽しめるだろう。ただし送信した写真や動画はアプリ上では消去されるが、受信者がスクリーンショットを利用して画像保存することは可能であるため、送信する際の一定の注意は必要だ。

ヤフー株式会社 プレスリリース
http://pr.yahoo.co.jp/release/2014/02/28b/「コミュカメラ」プロモーションページ
http://comcam.yahoo.co.jp/