Q&Aコミュニティとクラウドファンディングを合体させた新型サービス誕生
日本最大級のQ&Aサイトである「OKWave」を運営する株式会社オウケイウェイヴは18日、Q&Aコミュニティとクラウドファンディングを組み合わせた、独自の新プラットフォーム「OKDreams」(オウケイドリームス)をオープンさせた。
この「OKDreams」は、「みんなの夢をみんなでかなえる」をコンセプトとしたユニークなサービスで、まず参加者から“こんなことをしたい”“こんなことが実現したらいいな”といった夢やアイデアを投稿してもらい、それをコミュニティ内で共有。いくつかのテーマでまとめることによってプロジェクト化し、実際にその夢を実現するミッショナー(実行者)を募って、「ドリームプロデューサー」として実現化を推進していくというものだ。
従来のクラウドファンディングのように、その事業を行おうとする企画者がアイデアを提示して、賛同する出資者を募るのではなく、ひろく一般からのアイデアを集め、企画・実現に取り組む企業などへつないでいくという点に大きな特徴がある。
(画像はプレスリリースより)
第1弾テーマは“宇宙を身近に!”
「OKDreams」は夢とミッショナーをマッチングさせた後、出資者を募って実際にその夢が実現されるまでを歩みとして可視化、ともに喜びあい、“ありがとう”と言いあえる場を生み出し、さらなる夢の実現の連鎖、より良い社会へとみんなで変えていくようなビジネスモデルの構築を図っていく方針という。
出資者を募ってプロジェクトを具現化していく、通常のクラウドファンディングと同様の流れとなった部分からのシステムには、2013年9月に資本・業務提携を結んだ株式会社ドリーム・フォーが運営する「WESYM」を用いるとしている。
現在第1弾プロジェクトとして、「宇宙を身近に!」をテーマとし、株式会社ラグランジェをミッショナーとした取り組みがスタートしている。これは2014年12月打ち上げ予定のロケットにみんなの夢をのせるプロジェクトだ。
オウケイウェイヴでは、さらにQ&Aサイトの「OKWave」に寄せられたQ&Aのなかから、「OKDreams」の各テーマにマッチするものを独自の切り口でピックアップして紹介する「ドリームQ&A」コーナーも設け、単独のプロジェクトに留まらず、継続して各テーマに基づいたプロジェクトを推進していくともしている。

株式会社オウケイウェイヴ プレスリリース
http://www.okwave.co.jp/news/press_log/OKDreams
http://okwave.jp/okdreams/