アジアで2番目のサービス開始、日本向け「Yelp Japan」誕生
月間1億2000万ユニークビジターをもつといわれる世界最大級の米クチコミサイト「Yelp」が日本に上陸。9日、日本語版サイト「Yelp Japan」をオープンさせた。各種スマートフォン向けアプリもリリースされ、App Store、Google Playよりダウンロード可能となっている。
「Yelp」は米Yelp, Inc. が運営するクチコミローカル情報サービス。最大の特徴は、日本の他のクチコミサービスのように特定のジャンルに限定することなく、レストランやブティックから自動車整備工場、歯科医、クラフトショップ、エンターテインメントスポットなど、あらゆるジャンルを網羅し、地域情報として提供する点だ。
アメリカ全土を始め、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、スイス、ベルギー、オーストラリアなど世界主要都市で展開され、各地で人気サービスとなっており、アジアでは、日本がシンガポールに続いて2番目の展開開始国となった。サービスは日本語に完全対応しており、「Yelp」としては、英字を使わない言語での初対応となっている。
(画像は公式ブログ発表記事より)
まずは東京と大阪を重点ポイントに
「Yelp」では、日本におけるサービス開始に伴い、東京と大阪にコミュニティマネジャーを配属。まずはこの2都市地域を重点的にコミュニティ構築を進めていく方針としている。
ユーザーはアカウントを作成することで、レビュー投稿ができるようになる。投稿は実名制で、Facebookアカウントを連携するか、氏名・郵便番号などの情報登録が求められる。投稿されたレビューを閲覧するのみであれば、とくにアカウント登録などは必要ない。
ビジネスオーナー専用のサイトも開設されており、こちらに無料登録すれば、店舗などのプロフィール編集・来店客のレビューに対する返答が行える仕組みとなっている。クチコミの影響力といったサービスの効果測定ツールも提供されており、ビジネスでの活用も注目される。

Yelp Official Blog 発表記事
http://officialblog.yelp.com/2014/04/Yelp Japan
http://www.yelp.co.jp/Yelp ビジネスオーナー専用サイト
https://biz.yelp.co.jp/