ベンチャー・中小企業の成長加速化を支援
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、2020年11月2日、アクセラレーション事業『FASTAR』において2020年度支援先企業の二次公募を開始した。
同事業は、ベンチャー・中小企業の成長加速化を支援すべく実施されているもの。採択された企業には、専門家による事業計画のブラッシュアップ支援や、マッチングなどを通じた資金調達・事業提携の機会創出などが行われる。
採択された企業には専門家が1名付く
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、日本経済の発展を目的とする政策実施機関として、中小・小規模事業者・ベンチャー企業のイノベーションや地域経済の活性化を促進している。直接的な伴走型支援に加えて、共済制度の運営や資金面での各種支援、またビジネスチャンスの提供なども実施。中小企業支援機関の支援力向上にも、協力してきた。
同機構が実施する『FASTAR』は、ユニコーン企業・地域中核企業となることを目指し、IPOやM&Aなどを視野に入れているベンチャー・中小企業を、対象とするアクセラレーション事業。採択された企業には同機構の専門家が1名付き、自らのコンサルテーションをベースとして様々な支援を提供する。
資金調達などの実績も既に出始めた
同事業では既に、2019年7月・11月および2020年7月に公募を実施。この公募では、AI・バイオテクノロジー・医療・ヘルスケア分野などで成長を目指す38社が採択された。この38社では、資金調達などの実績も出始めているという。
『FASTAR』2020年度支援先企業の二次公募は、2020年12月11日まで受け付けられている。
(画像は独立行政法人中小企業基盤整備機構の公式ホームページより)

2020年度アクセラレーション事業『FASTAR』の二次公募を開始 - 独立行政法人中小企業基盤整備機構
https://www.smrj.go.jp/