様々な会社が出資する注目分野
2020年11月2日、株式会社エー・スター・クォンタム(以下、エー・スター・クォンタム)は、ベンチャー企業への出資システムを利用し、約3億円の資金を調達したと発表した。
これは、価値共創ベンチャー2号有限責任事業組合をはじめとする、ファンド組合引き受けによる、第三者割当増資実施を利用したものである。
なお、エー・スター・クォンタムは、量子コンピュータに係るソフトウェアの開発を手掛けており、今後主流になるであろう分野での事業拡大を計画している。
次世代コンピュータとして期待される
量子コンピュータは、現在の「0と1」で構成されるデジタル信号で動作するものとは異なり、いくつもの値を表現できる量子力学を用いて構成されるものである。
今までの常識では理解できない、「重ね合わせ状態」を利用することで、表現できる値を増やしたものであり、現在のコンピュータと比較し数十倍の処理能力を持つといわれる。
利用が期待される分野も、物流の効率化、適正な金融操作、保険の最適化、医療技術の開発など多岐に亘り、現在流行している新型コロナワクチンにおいても、開発スピードが速くなると期待されている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社エー・スター・クォンタム
https://a-star-quantum.jp/news/20201102/