将来は服にコイルを埋め込むことが可能
2020年11月16日、株式会社ビー・アンド・プラスは、服に縫い付けることで、ワイヤレス給電用が出来る手法開発に成功したと発表した。
今着ている服や手袋などの生地に縫い付けることが可能であるが、将来は、既にコイルが服に内蔵、つまり埋め込まれている状態の服などが販売される可能がある。
ワイヤレス給電が必要なケースは、今後増えると予想され、電子機器への充電や、ヒーター内蔵ベストなどへの給電が可能となり、使用用途が広がると考えられる。
充電や給電するケーブルは邪魔と感じる
現在、一部の製品でワイヤレス充電が出来るものもあるが、多くの場合はケーブルを接続するため、外出時には持ち歩くことになる。
スマートフォンに代表されるモバイル機器は、電池の残りが少なくなった場合充電しながら使うことも考えられるが、コンセントに挿しながらとなるためケーブルが邪魔と感じる。
また、冬に活躍するヒーター内蔵の服や手袋は、ケーブルを接続しながらの充電や給電は、非常に使いにくいものである。
これらを解消するため、予め服や手袋にワイヤレス給電用のコイルを内蔵しておけば、給電スポットでケーブルを気にせず、充電や給電をしながら使えることになる。
(画像はプレスリリースより)

PRTIMES
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