5Gがもたらす恩恵の一つとして
2020年11月25日、株式会社ブイキューブは、遠隔作業支援に対しスマートグラスの提供を行うと発表した。
これは、西日本電信電話株式会社(以下 NTT西日本)と株式会社ひびき精機(以下 ひびき精機)が主催する「ローカル5G」に関する共同実験に参画するためである。
これにより、製造現場での技術継承に役立つだけでなく、問題が発生した場合の解決策として、熟知したものが現場に駆け付けずに、遠隔で直接的な指導を行うこともできる。
人手不足解消に貢献すると期待
この共同実験は、工場内の無人化実現を目指して行われるものであるが、フル自動化による生産効率化、生産性向上だけが目的ではない。
少子高齢化により、今後予想される人手不足に対応することも、目的の一つとして設定されており、その際の教育も懸念材料として挙がっている。
40年後には、労働人口が現在より約4割減るといわれ、現在でも製造現場での人手不足が問題となり始めている。
この状況にさらに拍車が掛かることで、将来の製造業が立ち行かなくなるのは目に見えており、将来懸念される問題の、一つの対応策として導入が検討されている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ブイキューブ
https://jp.vcube.com/news/release/20201125-1500.html