ベンチャーの重要課題とも言える
2021年1月8日、freee株式会社は、ベンチャー企業の採用試験を受けた2021年卒業予定者を対象に、就職先を決定するための基準は何か?とのアンケート調査を行った。
その結果、ベンチャー企業よりも大企業を選んだ、と回答した学生は、企業の安定性について1番の関心を持っていることが分かり、2位以下は、事業内容、将来性、福利厚生の順で重視している。
依然として安定重視ではあるが、数年後に潰れる会社かどうか見極める姿勢は堅実である。
ちなみに、検討したベンチャー企業と大企業では、給与水準に大きな違いが無かったことから、給与は同等であれば問題無いようである。
ベンチャー企業は福利厚生が十分ではないという先入観
学生の中には、ベンチャー企業に対して、大企業では充実している家賃補助、住宅手当、社宅などがきちんとしているのか不安に感じていることも分かっています。
しかし、採用試験時には、印象が悪くなると考え質問できないケースもあり、入社してから失敗したと感じる例もあるようです。
なお、福利厚生に関連して、フレックスタイムの導入も希望する傾向があり、仕事をきちんとこなし、自分の時間もきちんと持ちたい、という現代の働き方の特徴が表れています。
逆にこれからは、ベンチャー企業として人材を集めたいと考えた場合、福利厚生の充実を前面に出すと、希望者が増えることも予想されます。
(画像はプレスリリースより)

PRTIMES
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