AGV以外の車も自動運転の対象に
2020年12月30日、東大発AIベンチャーであるTRUST SMITH株式会社の設立が発表された。
この会社は、製造業において工場内で運用される、自動運転車の開発、制御を目的としており、AGV(自動運搬車)以外に、フォークリフト、トラックも対象とする予定である。
なお、最先端のAI・ロボティクス技術を活用することになり、生産の効率化を目指すことになる。
労働人口の減少など操業の壁が立ちはだかる
製造業や運搬業において、一見うまく回っているように見えるが、労働人口の減少が始まっており、すでに影響が出始めている。
十数年後には、さらに労働人口が減り、製造や運輸関連の業務を担う人材が不足し、滞ることが予想されており、支障が出るとの予測もある。
これらを解消するために、一部外国人労働力の活用が期待されているが、言葉や教育など活用するハードルは依然として高い。
比較的即効性が期待できる施策として、まずは、工場内での運搬にかかる労働力を、人から自動化へと切り替えることで、人材不足をカバーしようというものである。
近い将来、製造工場内で運搬作業をする人が不要となるかも知れない。
(画像はプレスリリースより)

SMITH&MOTORS 株式会社
https://www.trustsmith.net/uncategorized/2576