ネットベンチャーニュース
2024年04月18日(木)
 ネットベンチャーニュース

本格的なオンライン診療の普及拡大へ!「YaDoc」と日レセクラウドが連携

国内WEB
海外WEB
新着30件






























本格的なオンライン診療の普及拡大へ!「YaDoc」と日レセクラウドが連携

このエントリーをはてなブックマークに追加
インテグリティ・ヘルスケアと日本医師会ORCA管理機構が提携締結
先端テクノロジーを活用した新しい医療システムの創造を目指す株式会社インテグリティ・ヘルスケアは3月29日、同社の提供するオンライン診療システム「YaDoc」について、日本医師会ORCA管理機構株式会社と提携、「日医標準レセプトソフト クラウド版」(日レセクラウド・クラウド版ORCA)とのシステム連携を開始すると発表した。両社は今後、医療機関のICT化を推進するとともに、オンライン診療の普及拡大に向けた包括的取り組みを進めていく。

オンライン診療システム「YaDoc」は、「モニタリング」機能、「オンライン問診」機能、「オンライン診察」機能を備えたもの。通常の対面診療と組み合わせることで、より細かな患者の情報を集積、通院困難な患者の診療を補完したり、かかりつけ医の機能強化や診療の質向上に寄与したりすることで、医療アクセシビリティを広く改善するものになると期待されている。

スマートフォンやタブレット端末を通じた患者と医師のコミュニケーションをサポートし、ビデオチャット診療や日々の健康データ入力などが可能。患者は診察に必要な情報を自分のペースで回答して医師へ伝えていくことができるほか、医師側はその情報をリアルタイムにチェックし、過去データからの変化もあわせて状態を容易に把握することができる。

患者におけるバイタルの変化や日常の状況をモニタリングでチェックし、きめ細やかな経過観察を無理なく行えるなど、多忙な医療現場と増加するニーズ、高齢化や僻地医療の問題といった現代の課題に対応する、質の高い医療システムインフラの実現が目指されている。

YaDoc
4月よりオンライン診療も保険適用に、利便性向上で全国普及を加速
インテグリティ・ヘルスケアでは、こうした「YaDoc」の開発にあたり、福岡市医師会や福岡市などとともにオンライン診療の臨床における実証実験を行うなど、現場での改善を重ねながら、安心・安全で実用的なシステム構築に努めてきた。

一方、今回連携が決まった「日医標準レセプトソフト クラウド版」は、日本医師会ORCA管理機構の前身である日医総研で進められてきたORCAプロジェクトから誕生したもので、電子カルテなど医療データ関連のICTシステムとの連動機能や地域医療連携、多職種連携の実現を支援する仕組みなどを整備している。17年にわたる開発・改善を経て、現在では全国約17,000の診療所など医療機関で活用されているという。

システム連携の実施により、この「日レセクラウド」導入済みの医療機関は、登録した患者情報を「YaDoc」へリアルタイムかつ自動で取り込めるようになるほか、「YaDoc」をごく簡単な手続きですぐに導入、オンライン診療を臨床活用可能となる。

ビデオチャットなどを用いた対面診療の補完を目的とするオンライン診療は、2018年4月から保険適用ともなり、今後本格的な普及、利用の拡大が見込まれる。インテグリティ・ヘルスケアでは、「YaDoc」の全国普及を図ることで新たな医療のあり方を創造、高齢化が進行する中でも持続可能な医療・社会システムの実現に寄与していきたいとした。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社インテグリティ・ヘルスケア プレスリリース
https://www.integrity-healthcare.co.jp/

Amazon.co.jp : YaDoc に関連する商品
  • ISOにおける自動運転シナリオを数学的定式化(4月15日)
  • 機微情報を保管した新開発SIMを非対面決済端末に実装(4月15日)
  • 物流におけるグローバル標準倉庫管理システムを拡充(4月10日)
  • 既存光ファイバーを使った実験で、伝送容量の世界新記録を達成(4月8日)
  • 多要素認証サービスに顔認証追加し認証をより安全に(4月2日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->