『cinnamon』『c-mask』で知られるベンチャー
ドーナッツロボティクス株式会社は、2020年5月17日、株式投資型クラウドファンディングサービス『FUNDINNO』において投資申し込みの受付を開始する。
同社は、スマートロボット『cinnamon』やスマートマスク『c-mask』の開発で知られるロボットベンチャー。今回のクラウドファンディングは、羽田空港および病院・高齢者施設への『cinnamon』大量導入などを目的として実施される。
感染リスクを低減するロボット『cinnamon』
ドーナッツロボティクスはロボット開発において、独自のハードウェア開発能力とソフトウェア組み込み技術、そしてロボット技術における目利き力という3つの強みを持つ。これらの強みを活かす形で開発された『cinnamon』は、新型コロナの感染が拡大する状況において感染リスクを低減する「無人受付ロボット」として、注目を集めている。
また同社は、3つの強みゆえにプロダクトのスピード開発も実現。コロナに対応したスマートマスク『c-mask』は、わずか1ヶ月でプロトタイプの完成に至った。『c-mask』は、ロボット技術を応用する形で「ソーシャルディスタンス」の課題を解決するマスクとなっている。
さらなる企業成長を目指す
ドーナッツロボティクスは、羽田空港および病院・高齢者施設への本格導入を目指し、『cinnamon』の量産を企図。また『c-mask』についても、医療現場および個人向けのソフトウェア開発を企図。そのための費用を捻出すべく、今回のクラウドファンディング開始に至った。
このクラウドファンディングを経て同社は、導入企業に負担をかけない『cinnamon』のビジネスモデル構築を予定。事業基盤の安定化を通じて、さらなる企業成長を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

ドーナッツロボティクス株式会社
https://www.donutrobotics.com/ロボットベンチャー「ドーナッツ ロボティクス」株式投資型クラウドファンディングを開始 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/