東大発医療ベンチャーのmiup、医療資材を適正価格で届けるECサイトを開設

株式会社miupは、2020年5月15日、医療資材を適正価格で医療機関に届けるECサイト『メディポス』を開設したと発表した。

miupは、AIなどICTを駆使することで効率的な医療システムの創造を目指している、東大発の医療系ベンチャー企業。『メディポス』は、不足する医療資材を取り扱う期間限定ECサイトであり、同年5月14日よりサージカルマスクなどの販売を国内医療機関向けに開始している。

miupは、これまで医療にアクセスできなかった人々に医療を届けることをミッションとして、遠隔医療・検診サービス・医療ソフトウェア開発といった事業を展開している。コスト削減や病気の特定などの分野においてAI開発も推進しており、大型病院と連携して医療データの学習・分析も実施。効率の良い医療システムづくりや医療アクセスの改善を目指し、事業を進めている。

今般の新型コロナウィルス感染拡大により医療物資不足が世界的に生じる中、miupは医療アクセス改善というビジョンの具現化を企図。途上国地域における事業を展開する中で培った海外ネットワークを駆使し、不足する医療資材を適正価格で届ける『メディポス』の開設に至った。

『メディポス』は、サージカルマスクやKN95の価格高騰に問題意識を持つmiupの意思を反映し、常に安値の更新を目指す形で資材が販売される。提携工場複数社と連日価格交渉を行うと共に、工場直送により安定供給を実現。また医療者を守るべく、国際基準をクリアした製品のみを取り扱っている。

同サイトでは既に、KN95やサージカルマスク、フェイスシールドなどの販売が開始されている。

（画像はプレスリリースより）




メディポス - 株式会社miup
https://www.medi-pos.net/

不足する医療資材を取り扱う期間限定ECサイト『メディポス』をmiupがリリース - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/