生鮮食品サービスを展開しているGrubMarket社
丸紅ベンチャーズ株式会社は、2020年5月26日、米GrubMarket社に対して出資を行ったと発表した。
丸紅ベンチャーズは、総合商社・丸紅が培った知見やネットワークを活用する形で、ベンチャーを支援している企業。GrubMarket社は、2014年創業のスタートアップであり、生鮮食品の配送サービスを全米展開している。
全米にサービスエリアを展開
GrubMarket社は、新鮮な野菜・肉・魚介類の生産者と、レストラン・スーパーマーケット・消費者とをつなぐオンラインのマーケットプレイスを展開している。ユーザーは、専用アプリを通じてオーガニックな食材を注文することが可能。また生産者に対しては、仲卸業者のバイパスという利点の提供も実現した。
Grub Market社は現在、米国カリフォルニア州のサンフランシスコ・ロスアンゼルス・サンディエゴ、ミシガン州のグランド・ラピッズ、マサチューセッツ州のボストンなどに商品の集積拠点を展開。地元の生産者やサプライヤーとの協業を進めながら、全米にサービスエリアを展開している。
丸紅のコーポレートベンチャーキャピタル
丸紅ベンチャーズは、丸紅のコーポレートベンチャーキャピタルとして、2019年6月に設立された。以来、アーリーステージのスタートアップ企業を中心として投資活動を展開している。今回の出資を機に、Grub Market社の事業拡大および海外展開も支援するという。
同社は今後も投資を通じて、既存の枠組みを超えるイノベーションの促進と新事業創出を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

生鮮食品の配送サービスを全米展開するGrub Marketに出資 - 丸紅ベンチャーズ株式会社
https://www.marubeni-ventures.com/pdf/200526J.pdf