コールセンター業務のロボット化を加速
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が猛威を振るう中、経済活動を継続しながら感染抑止をする環境整備が必要とである。コールセンターでは、人が密集して行うことが一般的であったものの、ロボット化する動きが急速に進んでいる。
株式会社ジーエルシー(以下、ジーエルシー)は、2020年7月17日、「テハイロボ」が、IT導入補助金2020の対象ツールに認定されたことを発表した。
ジーエルシーは、AIなどの先端技術を活用したデジタル化ソリューションを提供する企業であり、同社が開発した「テハイロボ」はコールセンター業務をより少ない人数で運営可能とするためのツールになる。
業務量が10分の1以下に
IT導入補助金2020とは、中小企業・小規模事業者が生産性の向上に資するITツールを導入するための事業費等の経費を一部補助する制度である。
今回補助金の対象ツールとして認定された「テハイロボ」はその名の通り、「手配」するロボットで、コールセンター部門の「架電」・「手配」業務を自動化するソリューションである。同ロボットの導入により、架電業務量を10分の1以下に削減することが期待される。
「テハイロボ」は発注対象業者の稼働状況をデータベース化し、空きがある業者に対してロボットが自動で確認電話を行うことで、手配電話業務を圧倒的に効率化する。また、「テハイロボ」を導入する際は、ジーエルシーが現行業務診断、システム導入、周辺システム連携開発、運用立ち上げを一気通貫で支援する。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ジーエルシー プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000030247.html