米ベンチャーTellus社、東大エッジキャピタルパートナーズなどから資金調達

Tellus You Care合同会社は、2020年8月20日、本社である米Tellus社（Tellus You Care, Inc.）が総額 7.3億円におよぶシリーズAラウンドの資金調達を実施したと発表した。

Tellus社は、最先端のレーダー技術を用いた高齢者向け見守りデバイスを開発しているスタートアップ企業。今回の資金調達は、リード投資家である株式会社 東京大学エッジキャピタルパートナーズを筆頭に、国内外の投資家などを引受先として実施されている。

Tellus社は、スタンフォード大卒業生でありGoogleなどでも事業経験を持つ創業者2名によって、2017年に設立された。設立のきっかけは「遠方に住む祖父母の介護」という原体験であり、最先端技術の活用によるエルダー・ケア（高齢者介護）の革新を企業のミッションと定めている。

エルダー・ケアの革新にあたり同社は、自動運転に使われるレーダー技術を活用し、プライバシーを尊重する形での人のバイタル情報測定を企図。開発した最新デバイスでは、室内の壁に設置するだけで対象者のバイタルや活動状況情報を収集すると共に、どこからでも情報の分析・管理を可能にしている。

Tellus社が今回実施した資金調達では、株式会社 NTTドコモ・ベンチャーズや株式会社 DG Daiwa Ventures 、そして個人投資家などが引受先として参加。獲得した資金についてTellus社は、研究開発やSaaSプラットフォーム開発などに活用し、事業基盤に強固なものにするとしている。

なお、2020年2月に設立された日本法人・Tellus You Care合同会社も、パートナー企業と共に日本での事業展開を推進するとしている。

（画像はプレスリリースより）




Tellus You Care合同会社
https://tellusyoucare.com/

【米Tellus社】シリーズAで日米の投資家から7億円の資金調達を実施 - PR TIMES
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