フロア間の移動が可能
無人搬送ロボットは、従来の人手による作業と比べ、大幅な作業効率向上が期待され、幅広い分野での活用が期待される。
一方で、搬送ロボットはフロア間の移動をすることができず、さらなる省力化のためには、エレベーターを利用できる搬送ロボットの開発ニーズが高まっている。
株式会社フジテックス(以下、フジテックス)は、2020年8月27日、製造業向けに工場などで使用可能なForwardX Robotics社の協働型自律搬送ロボットの提供を開始することを発表した。
同製品を利用すれば、これまで困難とされていたエレベーターによるフロア間の移動が可能となる。
大幅な省人化に貢献
協働型自律搬送ロボットは、高度な画像認識技術を用い、施設内を最短2時間でマッピングし、ロボットが人や障害物と接触することはなく自動走行する。
ロボット運用中に施設内の設備変更があった場合は、簡単にルート変更や最適ルートの選択が可能である。
また、エレベーターとのシステム連携によりフロア間の移動も実現する。
フジテックは、今後もAIやIoT技術を活用し、工場内の省人化、生産性の向上に貢献する。
(画像はプレスリリースより)

株式会社フジテックス プレスリリース(@Press)
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