ソフトウェア開発のアトラシアン、クラウドを基盤とするベンチャーへの投資を開始

アトラシアン株式会社は、2020年9月17日、同社本社がファンド『Atlassian Ventures』を新設したと発表した。

同社は、ソフトウェア開発企業であるアトラシアン社の日本法人。『Atlassian Ventures』では、クラウドを基盤とした製品・サービスを提供するベンチャー企業へ投資することにより、エコシステムの強化が目指される。

アトラシアン社は、豪州シドニーにて2002年に創業して以来、チームによる作業の整理・議論・完遂を支援するコラボレーションソフトウェア開発を手がけ続けている。同社製品はクライアント企業において、質が高いサービス・製品の期限内での提供を支援。ゼネラルモーターズやウォールマートラボをはじめ、導入企業の数は17万1000社を超えているという。

アトラシアン社は近年、クライアント企業の多くがクラウド環境へ移行していることに着目。「あらゆるチームの可能性を解き放つこと」を企業ミッションとする同社は、この動きに対応すべく、クラウドベースアプリのエコシステム構築が必要であると考えた。この取り組みの一環として、『Atlassian Ventures』は新設されるに至っている。

『Atlassian Ventures』では、アトラシアン社のクラウド製品向けアプリを開発するスタートアップ企業や、事業拡大期にあるエコシステム製品パートナー企業などに対して、投資を実施。資金提供のみならず、同社経営陣によるアドバイスや、イベントを通じたグローバルな露出機会の創出も図られます。

（画像はアトラシアン株式会社の公式ホームページより）




アトラシアン株式会社
https://www.atlassian.com/ja

アトラシアン、『Atlassian Ventures』ファンドを新設 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/