紙ベースの業務のデジタル化が課題
省力化や効率化を図るべく、さまざまな紙ベースの業務のデジタル化が進んでいる。
国税局や税務署が金融機関に対して行う預貯金等照会も、現在全て紙ベースで行われており、書類の開封・仕分け・保管等の業務負担が大きな課題となってる。
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、2020年9月24日、国税庁が実施する預貯金等照会業務のデジタル化に向けた実証実験に、同社が提供するサービス「pipitLINQ」を提供することを発表した。
120の金融機関および300自治体への導入を目指す
「pipitLINQ」は、NTTデータが2019年7月より提供する預貯金等照会業務のデジタル化サービスである。
今回の実証実験では、国税局・税務署と金融機関間の照会を電子データで行い、削減時間の検証、デジタル化に対応した事務フロー等の環境テスト等を行う。
今後NTTデータは、国税庁における預貯金等照会業務のデジタル化の本格稼働を支援するとともに、2021年度末までに120の金融機関および300自治体への導入を目指す。
(画像はプレスリリースより)

株式会社NTTデータ プレスリリース
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2020/092401/