異音検知プラットフォーム『FAST-D』などにより受賞
Hmcomm株式会社は、2020年10月5日、アワード『大学発ベンチャー表彰2020~Award for Academic Startups~』において「NEDO理事長賞」を受賞したと発表した。
同社は、産総研(国立研究開発法人産業技術総合研究所)発ベンチャーであり、音から価値提供を目指している企業。AIによる異音検知プラットフォーム『FAST-D』などにより、今回の受賞に至っている。
サブスクAI異音検知『FAST-D』
Hmcomm株式会社は、産総研が独自に開発した音声処理技術を基盤としてソリューション・サービスの提供を手がけている。産総研は、革新的な技術シーズを事業化するための「橋渡し」機能に注力する研究所。この研究所の技術により同社は、異音検知プラットフォーム『FAST-D』などを実用化するに至った。
『FAST-D(Flexible Anomaly Sound Training and Detection)』は、AI異音検知をサブスクリプション型のサービスとして利用できるというもの。様々な業界で多用される異音検知のAI学習モデルを標準装備すると共に、より最適化された検知モデルの作成にも対応。現在は、聴覚AIの各産業分野への適用も進められている。
革新的サービスによって社会に貢献
今回同社が受賞した『大学発ベンチャー表彰~Award for Academic Startups~』は、大学・研究機関の研究開発成果を用いた起業や、大学発ベンチャーへの支援などを促進することを目的として開催されているアワード。今後の活躍が期待される大学発ベンチャーと、その成長に寄与した大学や企業などが、表彰されている。
Hmcomm株式会社は今後も、革新的サービスを提供することによって社会に貢献するとしている。
(画像はプレスリリースより)

Hmcomm株式会社
https://hmcom.co.jp/Hmcomm、『大学発ベンチャー表彰2020』の「NEDO理事長賞」を受賞 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/