本に触れずに立ち読みができる
2020年10月7日、ベンチャー企業のフライヤーは、日本出版販売株式会社との提携、および、本を開くことなくお試しで読める「立ち読みコーナー」の開設を発表した。
なお、全国36都道府県の約300店舗が対象で、30冊のビジネス書などが対象となる。
設置されたコーナーで、書籍の札に表示されているQRコードをスマートフォンで読み取ることで、要約アプリが起動する。
そのアプリに書籍のおおよそのあらすじが表示されるため、どのような内容であるかが把握できるというものである。
今回提携に至った理由としては、イオングループにて展開している未来屋書店にて実験をした際、書籍の売り上げが伸びたことを挙げている。
書籍を介しての新型コロナ感染が気になる
立ち読みということで、通常は書籍を手に取って、ページをめくりながらどのような内容であるかを確かめるが、現在は難しい状況となっている。
新型コロナウイルスが理由であるが、書籍を媒介し、ウイルスに感染することを嫌い、直接手に取っての立ち読みが敬遠されている。
結果として、書籍の売り上げが減ることにもつながっており、新しい形の立ち読みスタイルとして広まる可能性がある。
感染を気にせず、書籍の内容が自分の必要としているものであるかの判断ができるため、非常に有効であると考えられている。
(画像はプレスリリースより)

ITmedia
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