日常の居場所・安全確認に、災害時の連絡・救援依頼に!
ソフトバンク株式会社および株式会社ウィルコム沖縄は28日、家族などごく親しい間柄で互いの居場所をマップで確認可能とし、いざというときには周囲に助けを求めることもできる「みまもりマップ」サービスを6月30日より提供すると発表した。まずAndroid版で提供し、Android 4.0.3以上のスマートフォンをサポートするが、対応機種は順次拡大予定ともしている。
「みまもりマップ」では、家族など互いに居場所を確認し合う間柄となるメンバーをグループ登録しておくことで、地図上での現在地に関する位置情報共有が行える。日常のシーンでは、「学校に着いた」、「病院を出た」など、グループ登録したメンバーが、あらかじめ指定したエリアに到着したり、そこを出発したりした際にその旨が知らされる「ついたよ通知」機能も利用できる。
また、緊急の災害発生時には、災害エリアにいる「みまもりマップ」ユーザー全員に災害情報が通知される「災害エリア通知」機能が作動する。この機能により、グループ登録したメンバーが該当災害エリア内にいる場合、そのことが他のグループメンバー全員にも知らされる仕組みとなっている。
エリア内にいるメンバーユーザーは、「無事」か「危険」かの安否情報を選択し、居場所の情報とあわせて報告することが可能だ。
「SOS発信」機能も搭載し、これを選択すれば、自分の居場所を家族らグループ登録メンバーと、近隣にいる「みまもりマップ」ユーザーのマップ上に表示させることができ、助けを求めることができるという。さらに「SOSブザー」を選択して、アラームを発信、直接その周囲に救援を求めることもできる。
災害時機能は他キャリアユーザーも利用可能
SoftBankおよびY!mobileのスマートフォンユーザーは、月額500円の「スマートフォン基本パック」か、月額200円の「位置ナビ」サービスに加入することで、グループ管理者となることができ、メンバー登録や通知の受け取り管理が可能となる。
グループ管理者以外のメンバーは、管理者が登録すれば、サービスを無償で利用できるようになる。また、グループ管理者がメンバー登録すると、通常時の現在地情報をグループで共有する「いまここシェア」機能と「ついたよ通知」機能は利用できないが、災害時の「災害エリア通知」機能とSOS発信・確認機能については、他キャリアのスマートフォンユーザーも利用できるという。
(画像はプレスリリースより)

ソフトバンク株式会社/株式会社ウィルコム沖縄 プレスリリース
http://www.softbank.jp/corp/press/20160628_01/