スマホにも対応!SNS時代の簡単・つながるHP
クローバ株式会社は8月1日、主に中小企業や個人事業主向けに提供するクラウド型のコンテンツマーケティングツール「クローバ PAGE」をリリースした。ホームページ作成からユーザーとのコミュニケーション構築、アクセス解析までをサポートするサービスとなっている。
「クローバ PAGE」は、SNS時代ならではの“つながるホームページ”をコンセプトとしたプラットフォーム。きわめて短期間のうちに、特別な知識やスキルを必要としない簡単な4ステップでホームページおよびコンテンツの作成が行え、コミュニケーションを活発にとりながら、マーケティングなどを進めていくことができる。
作成には、スマートフォンにも標準で対応する「ライブエディタ機能」が利用可能だ。ドラッグ・アンド・ドロップの直感的操作でページを作成でき、作成・編集中のページはリアルタイムにプレビュー表示で確認できる。画像をアップロードすると、自動的にカラーパレットが生成されるため、色彩の調和がとれた美しい仕上がりのページを、誰でも手軽に作れるという。
デザインテンプレートも多彩な10種類が用意されているが、今後のアップデートでも随時追加予定で、業種ごとのテンプレート提供も予定しているそうだ。
簡単シェア!つながりを可視化
「クローバ PAGE」で作成されたページをユーザーがSNSなどでシェアすると、自動的に固有のリンクが生成され、他ユーザーがこのリンクを経由してエントリーした場合、ページ管理者はそのつながりを把握することができる。メッセージをやりとりする際には、紹介ユーザーも加えてコミュニケーションをとることも可能となっており、より円滑なコミュニケーションを個々に行っていけるという。ユーザーによってシェアされたリンクからの訪問数や、つながりの確認は「アクセス解析機能」で行える。
メッセージのやりとりは、互いにメールアドレスなどを教える必要もない「ダイレクトメッセージ」で可能なため、プライバシー保護の観点からも安心で使いやすい。さらにエントリーのあったユーザー全員にメッセージを一斉配信したり、選択した複数ユーザーにのみメッセージを届ける「スター機能」を利用したりすることもできる。
作成したページにエントリーするためのフォーム作成にも対応し、標準でテキスト、複数行テキスト、ラジオボタン、チェックボックス、リスト、日付といった6種類のパーツが使用できるため、予約の受付管理やアンケート実施、問い合わせフォームの提供など、各種用途で活用可能だ。
ほかに、ブログのような形式で活動内容や近況を投稿し、手軽に最新情報を届けられる「タイムライン機能」も搭載。イベントなどの写真をアップロードすれば、「フォトギャラリー」での一覧表示にも対応するものとなる。
他のクラウドサービスAPIとの連携にも対応しており、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone」とのデータ同期で、エントリーのカレンダー表示や分析を行ったり、イントラネット内で情報を共有したりすることもできる。また、Slackとの連携も可能で、導入するとエントリーがあった際に、Slackで通知を受け取れる。
現時点ではPC向けサービスとなっており、Webブラウザから利用するかたちだが、専用のスマホアプリを提供する予定で、iPhoneアプリからはエントリーの管理やアクセス解析、メッセージのやりとりを行えるようになるという。重要なエントリーを見逃さないプッシュ通知機能も搭載しており、素早い対応をかなえる。
また、アプリからタイムラインへ写真やテキストの投稿も可能にする方針で、この専用スマホアプリは近日中に公開となる。なお、まずiPhone向け、iPad向けアプリからリリースすると告知されている。
「クローバ PAGE」の料金は、初期登録費用は無料で、2ページの「ベーシックプラン」なら利用料も無料だ。5ページの「プレミアムプラン」ならば月額2,000円、15ページの「ビジネスプラン」は月額9,800円となる。利用可能な機能などにも違いがあるため、プラン詳細はサービスページで確認してほしい。
(画像はプレスリリースより)

クローバ株式会社 プレスリリース
http://company.qloba.com/press/20160801.htm「クローバ PAGE」 公式サイト
https://www.qloba.com/「クローバ PAGE」 サービス案内 料金プラン
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