楽天会員IDでログイン、ポイントも貯まる簡単スマホ決済
楽天株式会社は27日、ユーザー向けスマートフォン決済アプリ「楽天ペイ」をリリースした。対応OSはAndroid 4.3以上、iOS 8.0以上で、Google Play、App Storeからダウンロードして利用できる。
「楽天ペイ」アプリは、楽天会員IDでログインすれば、スマートフォンひとつで商業施設や飲食店など、対応するリアル店舗での決済を完了させられるもの。決済方法は店舗のスマートフォンやタブレット端末からQRコードを読み取って実行する「QRペイ」と、ユーザー自身がスマートフォンに金額を入力して決済する「セルフペイ」の2種類が用意されている。
支払いは、楽天会員IDに登録しているクレジットカード決済を基本とし、登録カードのなかから使うカードを選択すれば、店頭でカードを出すことなく支払いを終えられる。保有している「楽天スーパーポイント」を使って支払うこともでき、カードとポイントを組み合わせた決済が可能だ。
登録可能で「楽天ペイ」に利用できるクレジットカードブランドは、「楽天カード」ブランドのMastercard、JCB、Visa、MastercardもしくはVisaが搭載された「楽天カード」以外のクレジットカードとなっている。
リリース記念!期間限定ポイント付与キャンペーンも実施
「楽天ペイ」アプリで決済を行うと、金額の0.5%分(200円で1ポイント)の「楽天スーパーポイント」が貯まる。「楽天ペイ」アプリに「楽天カード」を設定し、これによる決済を行うと、「楽天カード」利用分として貯まる100円ごとの1ポイントと、「楽天ペイ」で貯まるポイントの二重取りができ、よりお得に使うことができるという。
なお、クレジットカード決済サービスとして、これまで楽天が提供してきた「楽天スマートペイ」は、「楽天ペイ(実店舗決済)」とサービス名称を変更するものとし、「楽天スマートペイ」加盟店は、「楽天ペイ」アプリ決済の取り扱い可能店舗ともなる。
「楽天ペイ(実店舗決済)」は、「楽天ペイ」アプリ決済に加え、来年にも中国で広く使用されている決済サービスの「WeChat Pay」と国際クレジットカードブランド「銀聯カード」への対応も完了させる予定で、中国人旅行客のニーズに対応できるインバウンド向け決済環境も整備していくとしている。
「楽天ペイ」のリリースを記念し、楽天では支払金額の最大10%分にあたるポイントをプレゼントする期間限定キャンペーンも実施する。開催期間は2016年10月27日9:30~2017年1月6日9:59で、キャンペーンエントリーを行い、「楽天ペイ」を「楽天カード」で用いると決済金額の10%、それ以外のクレジットカードで用いると5%の「楽天スーパーポイント」を獲得することができる。ただし、特典として付与する分のポイントは1人あたり5,000ポイントまでとされている。
(画像はプレスリリースより)

楽天株式会社 プレスリリース
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2016/1027_01.html「楽天ペイ」
http://pay.rakuten.co.jp/