連携サービスの情報をLINEで受け取れる!
ヤフー株式会社は26日、同社のIoT製品やさまざまなWebサービス・アプリサービスを組み合わせ、より生活に密着した利便性の高い使い方を生み出すIoT時代の到来を見据えたプラットフォームおよびアプリである「myThings」において、「LINE」チャンネルを追加したことを発表した。
「myThings」では、参画する企業のIoT製品やサービスを自由に組み合わせ、自分の知りたい情報を設定したタイミングで任意の方法により通知してもらえるようにしたり、ネットワーク家電の自動スケジュール化を実現したりと、自分好みのスタイルで、アプリによる便利な生活を手に入れることができるが、今回この連携サービスに「LINE」が加わった。
「myThings」とすでに連携している各種サービスの情報を、「LINE Notify」公式アカウントを通じ、自分やグループに対してメッセージとして自動送信させることが可能で、日頃から「LINE」をよくチェックするユーザーならば、大いにその利便性を享受できると見込まれる。
天気情報やカレンダー、ToDoリスト、位置情報などと組み合わせて
「LINE Notify」は、API連携させた外部Webサービスからの通知をLINEで受信可能にするサービス。複数のサービスと連携可能で、自分宛てのほか、グループ単位でも通知を受け取ることができる。主な連携可能サービスとしては、GitHubやIFTTT、Mackerelがあり、それぞれの設定イベントやアラートの情報通知を受けることが可能となっている。
今回の連携により、「myThings」に参画する全51チャンネルとの組み合わせで、「LINE Notify」を介したカスタマイズ通知を受け取ることができるようになった。
たとえば、「Yahoo!天気」と組み合わせ、居住地域の気温情報に基づいて、寒くなりそうな日には、家族の「LINE」で厚手のコートを着ていくよう服装のおすすめを知らせ合う、予報から雨となる日には、傘を持っていくように勧め合うといったことが可能になる。
また、「Todoist」などのタスク管理アプリで買い物リストを作成し、新しいメモが追加されたときにLINEで自動通知するように設定すれば、家族間で“買い物のお願い”情報を共有し、都合のついた人がついでに購入して帰るなど、協力し合うこともできるとされている。
このほか、位置情報やカレンダー、ポイントサービスなど、さまざまなサービスとの連携で、より生活を便利に、コミュニケーションをスムーズにする「LINE」メッセージ通知を受け取ることができる。自分なりの使い方を組み合わせから見出して、活用してみては。
(画像はプレスリリースより)

「myThings」公式ブログ 発表記事(プレスリリース)
http://mythings.hatenablog.com/entry/LINErelease