JBATが「ATTAZoo」の提供を発表
JBCCホールディングス株式会社の事業会社でJBグループのソリューション開発会社であるJBアドバンスト・テクノロジー株式会社(JBAT)は13日、サイボウズ株式会社が提供するクラウド型の業務アプリサービス「kintone」をより使いやすくする機能拡張プラグインセット「ATTAZoo(アッタゾー)」を2月28日より提供すると発表した。
「kintone」は企業が自社の業務にあったシステムを簡単に作成可能とするアプリ作成プラットフォームサービス。直感的なドラッグ&ドロップ操作やエクセルからのデータ読み込み、テンプレートの利用などで、業務改善に向けた課題解決が図れるアプリを手軽に作って共有、活用していくことができる。
API連携やJavaScript/プラグインによるカスタマイズなども可能となっており、高度な開発に対応するプラットフォームとしても利用可能だ。顧客・案件管理や日報、見積書の管理、プロジェクトチーム内でのコミュニケーションといった社内用途から、企業間コラボレーションにも活用でき、手ごろな価格と柔軟性の高さ、クラウドですぐに使える利便性などで支持され、多くの現場で導入されている。
今回JBATが発表した「ATTAZoo」は、この「kintone」でよく利用される機能や、“あったら便利”とされやすい企業ニーズの高い機能を開発不要で拡張・導入できるプラグインをセットにしたものだ。「ATTAZoo」を利用すれば、マウス操作による設定だけで、JavaScriptやCSSによるカスタマイズを行わなくとも、「kintone」をさらに便利に活用できるようになる。
入力や集計のサポートで効率をアップ!
具体的には、「入力サポート」プラグインによって、項目の選択値と連動し、入力欄の表示を制御したり、入力操作を制限したりすることで、データの誤入力を未然に防止可能となるほか、「ステータス更新」では画面の遷移なくステータスを一括処理できるようになる。
また「集計サポート」としてレコードの集計結果を別の「kintone」アプリに登録する機能や、あらかじめ設定したルールで自動的に採番する「自動採番」機能のプラグインも提供される。
さらに今後提供予定のものとして、テーブルの一括更新やエクスポート/インポートを可能にする「テーブル」プラグイン、参照しているデータを自動更新する「ルックアップ」プラグインといったものもある。
提供価格は1ライセンス月額3,000円で、「kintone」1契約ごとに30ユーザーまで利用できる。提供サービスには、導入・活用にあたっての電子メールによるサポートも含まれる。なお、30ユーザー以上での利用については別途応相談となる。
(画像はプレスリリースより)

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社/JBCCホールディングス株式会社 プレスリリース
http://www.jbat.co.jp/topics/20170213.html/「ATTAZoo」
http://www.jbat.co.jp/lp/attazoo.html/「kintone」
https://kintone.cybozu.com/jp/