ファーウェイが日本のPC市場に殴り込み!初の13インチクラムシェル型PCを発売へ
華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は4日、世界第3位のスマートフォンメーカーとして培ってきたノウハウを活かし、同社初となる13インチクラムシェル型PC「HUAWEI MateBook X」を開発、7月7日より販売を開始すると発表した。これをもって日本国内のPC市場へと本格参入する。
「HUAWEI MateBook X」は、モビリティを重視するスマートフォンメーカーならではのウルトラスリムノートブックPC。厚さは12.5mm、重さもわずか1.05kgとなった。両端のベゼル幅4.4mmという狭額縁と、ベゼルと画面の境目がない13インチ、画面占有率88%のフラットスクリーンを採用し、鮮やかな2Kの2160×1440ドットディスプレイで、コンパクトな筐体からは想像できないレベルの視聴体験を提供する。
ディスプレイ比率は3対2で縦の比率を大きくし、資料作成などに適した仕様としている。ビジネス利用にも適し、プロセッサーは第7世代インテルCoreTM i7/CoreTM i5を搭載。CPUの発熱対策として、ファーウェイ独自のスペース・クーリング・テクノロジーと航空宇宙技術をベースにした放熱素材を活用し、ファンレスを実現しながら高い生産性、パワフルさを維持しているという。ファンレス仕様であるため、ノイズやファンの隙間から入る埃の心配もない。
バッテリーは41.4Wh、連続約10時間の駆動を可能とした。付属するポケット・チャージャーもごくコンパクトで重量151g、従来のノートブックPCアダプタよりも小さい。
世界初のドルビーアトモスサウンドシステム搭載PCで音質も満足!
スピーカーは「HUAWEI MateBook X」のためだけに設計された2つのモーターをもつ専用タイプで、大音量での音の歪みを抑える制振材を本体にプラス、そしてPCでは世界で初めてのこととなる、ドルビーアトモスサウンドシステム搭載とし、没入感と臨場感があふれる優れた音響・音質を実現した。
また、スマートフォンメーカーならではのポイントとして、指紋センサーと電源ボタンの一体化を図り、電源のオンからセキュアなログインまでワンタッチで完了できるものとしている。指紋センサーは3D認証タイプで、さまざまな角度からのタッチに対応、起動も素早く、指紋認証からログインまでにかかる時間は、スリープ状態からの場合約1.9秒、電源オフの状態からでも約9秒とされている。
周囲が暗くなれば自動的にバックライトが点灯、各キーが均一に光るスタイルのフルサイズアイソレーションキーボードで、場所を選ばず快適に作業できる仕組みで、さらに視力保護モードにより長時間の作業や暗い環境での使用でも疲れにくいよう工夫されている。
このほか、スマートフォンボディに施されているサウンドブラスト処理やエッジ部分のダイヤモンド・カット処理、傷がつきにくいCorning Gorilla Glass採用、防滴仕様といった特色もある。
OSはWindows 10 Home 64ビット、Office Home & Business Premium プラス Office 365サービス搭載モデルも用意される。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1をサポートし、外部端子はUSB Type-C。メモリ(RAM)およびストレージは、8GB・256GB SSDタイプと、8GB・512GB SSDの2モデルから選択でき、ボディカラーではプレステージゴールド、ローズゴールド、スペースグレーの3色が選べる。市場想定価格は144,800円からだ。
(画像はプレスリリースより)

華為技術日本株式会社 プレスリリース
http://consumer.huawei.com/press/hw-u_041626.htm「HUAWEI MateBook X」
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