新定額型パブリッククラウドサービスをリリース
NHN テコラス株式会社は27日、複数インスタンスを固定料金で利用できる新たな定額型パブリッククラウドサービス「CloudGarage」の提供を開始した。
「CloudGarage」の名称は、同ブランドが『開発エンジニアの好奇心やアイディアをカタチにする』ことをコンセプトとしているところから名付けられたもの。これまでの一般的クラウドサービスは、豊富な機能と従量制の料金体系で幅広い用途で用いることができるメリットがある反面、コストを常に気にしていなければならないところがあった。
「CloudGarage」は複数のインスタンスを用い、ローカルネットワークが構築できるIaaS型パブリッククラウドサービスで、一定数までのインスタンス利用権をまとめて購入するというスタイルを採用しているため、インスタンスをプラスするごとに追加料金が発生することがない。よってコストを気にせず、インスタンスを何度でも構築・削除・コピーでき、より柔軟に開発環境や本番環境を構築できるようになる。
管理画面もシンプルで使いやすい!
インスタンスはすべてSSDとし、ロードバランサーやDNSなどを無償提供、管理画面も操作性・分かりやすさを重視したデザインで、直感的に使いこなせるシンプル設計となっている。気軽に使い始められ、高いコストパフォーマンスを発揮する高品質なパブリッククラウドサービスを謳う。
利用料金は、メモリとCPU、SSD、インスタンス数によって異なり、最もライトなメモリAGB、CPU1コア、SSD 50GB、インスタンス3台のプランで月額1,480円。仮想化技術にはKVM+OpenStackを用い、提供OSはCentOS 7/6、Ubuntu 16.04/14.04、Debian 8/7、Fedora 25/24、openSUSE 42.2/42.1、RancherOS ISOとなっている。
なおNHN テコラスでは、あわせて開発エンジニアを支援する制度として「Dev Assist Program」を新設。Webサービス開発者や開発コミュニティ、スタートアップ企業などへ「CloudGarage」の無償提供を行っていくことも明らかにした。
(画像はプレスリリースより)

NHN テコラス株式会社 プレスリリース
https://nhn-techorus.com/release/2017_271.html「CloudGarage」
https://cloudgarage.jp/