Tyffon社がダイバーシティ東京 プラザで10月28日にオープン
Tyffon Inc. (ティフォン)は20日、AR技術とVR技術を融合させた最先端のMR(Mixed Reality・複合現実)技術による次世代シアター「TYFFONIUM」を、東京・江東区青梅の複合商業施設「ダイバーシティ東京 プラザ」にオープンさせると発表した。オープン日は10月28日となる。
「TYFFONIUM」では、オープンに際し、まずコンテンツとしてお化け屋敷をモチーフにした「Magic Reality: Corridor」を設置して提供、独自技術による圧倒的な没入感で、他にない体験を味わえるようにするという。
MRは、CGで制作された仮想世界に、実際の現実世界における情報を取り込み、現実世界と仮想世界を融合させた新しい世界を作り出す技術。体験者は専用のヘッドマウントディスプレイを装着して楽しむ。
4D要素の導入も検討中
ヘッドマウントディスプレイを身につけた体験者は、最大2名でシアター内へと入り、8.5メートル×4.5メートルの空間を歩き回ってコンテンツを体感する。ティフォンの独自技術をベースとし、よりリアリティを増すために施したさまざまな工夫と、高度なCG制作によって実現された複合現実の仮想空間に、自分と同伴者の姿が見えるという新感覚をもって、存分にコンテンツの世界観を楽しむことができるとされる。
「Magic-Reality: Corridor」の舞台は、華麗ながらすでに廃墟となった洋館。そこはかつて起きた悲劇により、別次元である奈落へと繋がった特別な場所となっていた。そこへ足を踏み入れた体験者は、奈落の住人の“亡者”らに追われながら、地獄へと続く回廊をなすすべもなく逃げ惑うことになる。
こうしたストーリーのもと、遭遇するさまざまなモンスター・トリック・シーンでの体験は、まさに次世代のお化け屋敷アトラクションだ。対象年齢は13歳以上で、原則予約制。現在公式サイトから事前予約を受け付けている。料金は2,000円で、1,300円のショートバージョンもある。なおティフォンでは、体験前に公式サイト内の注意事項を確認するよう推奨している。
オープン時点で提供されるコンテンツは「Magic-Reality: Corridor」のみとなるが、今後は同コンテンツのバージョンアップに加え、4D要素を導入することも検討しており、さらに年内にはファンタジーの海をテーマにしたMRアトラクションも同じスペース内にオープンさせる予定としている。
(画像はプレスリリースより)

ティフォン株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000007657.html「TYFFONIUM」 公式サイト
http://www.tyffonium.com/