ソフトセンサーメーカーと共同開発、服選びをサポート
ファッション通販サイトの「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイは22日、自分の体型データを細かく知ることができ、オンラインショッピングなどでの被服購入時に、よりぴったりなサイズを選びやすくなるという採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT」の無償提供を行うと発表した。22日より予約を受け付け、11月末頃から順次配布を行う。
「ZOZOSUIT」は、ニュージーランドに本拠地を置くソフトセンサー開発メーカーのStretchSense Limited. とスタートトゥデイが共同開発したもの。伸縮センサーを内蔵しており、着用すると、身につけた人の体格を細かな部分まで瞬時に計測する。計測されたあらゆる箇所の寸法データは、Bluetooth接続でつながったスマートフォンへと送信され、「ZOZOTOWNアプリ」に保存される。
「ZOZOSUIT」を活用するには、「ZOZOTOWNアプリ」が必要なため、入手していない人は、まずアプリをダウンロードすることが求められる。「ZOZOTOWNアプリ」は、1,000以上のショップ、6,000以上のブランドを取り扱うファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の公式アプリで、対応OSはiOS 8.0以降、Android 4.4以上。無料で入手でき、お気に入りのアイテムやブランドをまとめて管理したり、お得情報や割引クーポンを受け取ったりすることができる。
サイズ不安解消、“究極のフィット感”を実現へ
「ZOZOSUIT」は、トップスとボトムスの上下に分かれており、伸縮してユーザーの体型にぴったりとフィットする。あとはアプリをダウンロードした手持ちのスマートフォンをかざしさえすればよい。普段、採寸しないような部分まで細かく計測され、データとして記録されることから、ファッションEC最大の課題であったサイズ不安の解消に役立つという。
「ZOZOTOWN」や、間もなく開始されるスタートトゥデイのプライベートブランド「ZOZO」での買い物に大いに活躍するとされ、商品検索機能やレコメンド機能にもデータを活用し、利便性を高めていく方針としている。とくにプライベートブランド「ZOZO」における展開商品では、“究極のフィット感”を実現するために体型データを活用していくとした。
「ZOZOSUIT」本体は無料、ただし「ZOZOTOWN」の設定に準じた送料200円(税込)を別途負担する必要がある。
(画像はプレスリリースより)

株式会社スタートトゥデイ プレスリリース
https://www.starttoday.jp/news/20171122-3175/「ZOZOSUIT」 特設案内ページ
http://zozo.jp/zozosuit/