CM商品やグルメ番組の店舗情報などを簡単チェック!
スマートテレビやスマートデバイスをメインフィールドとしたインターネット事業を展開する株式会社HAROiDは13日、テレビとスマートスピーカーを連携させる新技術を開発、放送を視聴中に気になったトピックを、ユーザーが声だけで記録できるようにする「HAROiD Note」を発表した。
「HAROiD Note」は、Amazonの音声サービス「Amazon Alexa」に対応する予定で、常にハンズフリーでの利用が可能、音声操作で各種情報の収集や音楽再生など、さまざまなことが実行できるスマートスピーカー「Amazon Echo」に、“アレクサ、テレビノートにメモして”といった話しかけを行いさえすれば、手持ちのスマートフォンやPCなどに放送中のトピック情報が記録できる仕組みになっている。
「スポットをメモして」、「お店をチェックして」などと、「Amazon Echo」に代表されるAlexa組み込みデバイスへ音声で指示を出すと、テレビで放送中のCM商品やグルメ番組で登場した店舗や施設の情報、BGMで流されていた楽曲情報などが、専用サイトの「HAROiD Note」上にメモされていき、後から確認することができる。
順次対応を拡大、新たなテレビ体験を創出へ
AIによるテレビコンテンツの内容認知、解析を行うリアルタイムエンジンと、番組およびCMのメタ情報、Alexaに呼びかけた際、ユーザーが何を視聴していたかを管理するTVログインデータに、スマートスピーカーと「HAROiD Note」のプラットフォームを連携させて実現するサービスで、個別にスマートフォンやPCで検索したり、メモをとったりしなくとも、テレビを視聴しながら、簡単に気になった情報の記録を残すことが可能になる。
初期リリース時点では、インターネットに接続されているテレビであること、提供地域が関東圏のみで、対応放送局も一部放送局に限られること、また記録可能な情報はCM製品のみとなるなど制限があるが、将来的には対応を順次拡大させていく方針で、誰もが視聴していて気になった俳優や音楽、店舗、商品など、多様なコンテンツやトピックを記録できる機能の提供を実現させるとしている。
なおHAROiDでは、この「HAROiD Note」を、11月15日より幕張メッセを会場として開かれる「Inter BEE CONNECTED」に出展、ホール7で案内するともした。
(画像はプレスリリースより)

株式会社HAROiD プレスリリース
http://magazine.haroid.com/haroidnote/「Inter BEE CONNECTED」 公式サイト
http://www.inter-bee.com/