ラベルの様々な情報を読み取り可能に
2021年4月30日、TRUST SMITH株式会社は、荷物などに貼られているラベルの位置や種類にかかわらず、情報を読み取る技術の開発に成功したと発表した。
荷物や商品などに貼られているラベルには、ロット、有効期限、生産日などの情報が記載されているが、多種多様であるため専用の読み取り装置が必要になることがあり、非常に効率が悪い。
また、読み取れないラベルは、人が目視で確認し、データ入力等することで対応してきたが、ミスを起こす可能性が高く大きなロスとなっていた。
ヒューマンエラー等を防止することにより効率が上がると期待される。
OCR技術を応用したことで実現
千差万別な形状や情報を有するラベルであるが、OCRや画像認識技術を用いることで、ラベル情報をデータ化し、ロットなどの情報を自動で判別する。
読み込んだ情報を比較し、選定条件に合うもの、同じもの、違うものを、より分けることが可能である。
なお、荷姿は、段ボール、紙袋など様々な形状に対応し、ラベル位置や種類が異なっても対応可能。
現状では研究段階であるが、よりサンプル数を増やし、食品や薬品などに展開する予定である。
(画像はプレスリリースより)

TRUST SMITH株式会社
https://www.trustsmith.net/